C.S.ルイスは、この文書の前にこのようなことを書いています。 もし人間が輝いているとすれば、その輝きはまったく人間を照らしている太陽(太陽は創り主を例えている)から来ているということを認めながらも、それを悟ることはほとんど不可能であるのです。高慢な人間は、固有の光輝を持っているに違いないと思っているのです。人間は、自分がまったくの被造物であるにすぎない、と考えられないのです。人間が、全てのものが神の恵みによって与えられていることを悟り、人間が極めて神に頼って存在してることを認めいているなら、その人間の内に喜びが豊かにあり、『陽気な物乞い』 と言える、とC.S.ルイスは言っているのです。
「私には、私たちの主イエス・キリストの十字架(の恵み)以外に誇りとするものが決してあってはなりません。」聖書・ガラテヤ6:14