Sunday, December 27, 2009

神からの手紙- 聖書


皆さんはラブレターをもらったことがありますか? 私は出したことはありますが、もらったことがありません。でも、もし誰か素敵な人からラブレターをもらえたなら、一生懸命読むだろうと思います。    

でも、もしラブレターをもらった人が、せっかくの手紙を見て「可愛い便せんだな」とか「めずらしい記念切手だな」とか、つまらないところに感心して、大切な中身を真剣に受け取らないとしたら、何と野暮というか、気のきかない人だ、と思うでしょう。

ところが、意外に聖書について同じことをしている人が少なくないのです。

ある人は聖書をよく知っています。ところが、見れども見えず、聞けども聞こえず、

「まさに自分のために、自分のことが書いてあるんだ!」

ということに気づかないで他人事のようにして読んでいる、野暮な人もたくさんいます。

ですから、お勧めしたいことは、聖書を読むとき、どうか

「自分への手紙」として

読んでいただきたい、ということです。あなたは聖書を通して、神の声を聞くことができます。

古代の遺跡は私たちに「聖書は真実ですよ」と告げています。宇宙に浮かぶ天体も、「聖書は真実ですよ」と告げています。世界の歴史も、「聖書は真実ですよ」と告げています。あなたの一生について、あなたの幸福について、聖書は本当のこと、大切なこと、信頼すべきことを告げています。どうぞ、聖書のことばを、あなたにあてられた大切な手紙として、お読みになられますように。

「神の目には

あなたは高価で尊い。

神はあなたを愛している。」

聖書のこと

「聖書館」より

Tuesday, December 22, 2009

聖書にある


ブラハム・リンカ-ン 聖書は、最も素晴らしい贈り物である。人間にとって望ましいものはすべて聖書にある。」

Saturday, December 12, 2009

田口壮


口壮(メジャ-リ-グ・元カ-ジナルス外野手)"先に、妻の恵美子がキリスト教を信じ、自分が信仰をもったいきさつや、それによって人生が変わったことを、私に話してくれました。そして、何も知らなかった僕に、イエス・キリストのことをたくさん教えてくれました。宗教といえば仏教と思っていた僕にとって、教会や教会に行く人を見たことは大きな変化でした。やがて僕は、キリストを信じるようになりました。自分の心に響いたのです。理解でき、実感することができたのです。これが本物だとわかったのです。今では、妻との関係や、人生が困難に陥った時に助けてくれるのはイエス・キリストだと思っています."

2003年秋、キリストを信じる。


Monday, December 7, 2009

ゴスペル!


私は、毎日、GoogleNHKでニュースを読んだり見たりしますが、悪いニュースbad news)があまりにも多いです。聖書は、真実に悪いニュースbad news)を記録していますが、おもに良いニュースgood news)の記録です。私が大好きな音楽のゴスペルGospel)の本当の意味は、聖書の‘良いニュース’(good news)から来ています。聖書では、多くの場合『福音』(良き訪れ)とあります。 ‘ゴスペル‘は、聖書の’良いニュース‘を讃え伝える音楽なのです。


聖書のゴスペルは、神御自身からはじまります。神様御自身がゴスペルです。神は、素晴らしい美しい世界を創りました(聖書・創世記1章参照)。神は、私達人間をも創り、私たちは、神の愛と命に預かったのです。私達人間は、神を愛し、隣人を愛していたのです(創世記2)。


しかし、テレビのニュースのように、今の世界を見ると、悪い出来事があまりにも多いのです。これが’bad news’の現実です。私達は、神を愛し、隣人を愛するよりも、自分自身を愛し、物を愛すように成りました(創世記3)。それによって、自然が乱れるように成りました。平安が私達自身の心から去り、平和が互いの間からも去りはじめました。戦争、飢餓、貧困、不正、差別、憎しみ、空しさ、失望、病気と死がその悲しい結果です。


和解

しかし、神は、失われた私達を求めると、お決めになったのです。ゴスペルです。神は、イエス・キリストと言うお方を通して、私たちの歴史に入って来られたのです(マタイ1)。イエスは、神と私達の間の愛の関係を、また人間と人間との愛の関係を、癒し直すために来たのです。イエスの犠牲的な十字架の死によって、神との和解、人との和解をはじめられたのです(1コリント15)。イエスは私達の罪を赦すために死なれたのです。イエスの復活によって、御自身は主の主である事を証明されたのです。復活を通して、将来・未来の希望<新しい体、新しい天と地、完全な喜び、正義、平和と栄光の世界>を約束されたのです。


信仰

神と和解するために、私達は、自分の行いでは無く、イエスの十字架の行いによって活かされるのです(ローマ3章)。私達は、信仰によって活きるのです。このようにして、私達は、全く新しい人となります。イエスの力強い癒しが私達の内に、また私たちを通して働きはじめるのです。私たちは、自分を裁く事や、自分を正当化する事から、解放されます。前は拒絶していた人を受け入れられるように成ります。私たちを縛っていたものから解放されるのです。また、イエスは、その生涯と十字架によって、どのように人生を送るべきかの愛の模範を立てて下さいました。イエスのゴスペルの愛が、このようにして社会にも広がって行くのです。


音楽のゴスペルは、おもに賛美歌です。イエス・キリストを信じ、神を讃える生涯を送りませんか?イエス・キリストの言葉『悔い改めて福音[ゴスペル]を信じなさい。』聖書・マルコ1:15。

Saturday, December 5, 2009

Wednesday, December 2, 2009

したきりすずめのクリスマス



作家三浦綾子は、小説「塩狩峠」や「氷点」で知られていますが、子供の絵本「したきりすずめのクリスマス」も書きました。『したきりすずめ』は、有名な童話ですが、三浦綾子は、面白く変化させ、クリスマスのメッセージを取り入れています。

お米を食べたすずめは、おばあさんに舌を切られ、すずめは、“すずめの宿”に行きます。おじいさんは、すずめを追って、“すずめの宿”のクリスマス会で本当のクリスマスの話を聞きます。あるすずめは、有名な聖書のヨハネ3:16 などを暗唱します。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」帰る前に、お祖父さんは、小さなプレゼントを選びます。帰ったお祖父さんのプレゼントを見ると聖書でした。おばあさんは怒り、大きなプレゼントをもらいに“すずめの宿”に行きます。帰る途中、おばあさんは、箱を開け、自分のして来た罪を表すオバケが出て来ます。でも、突然現れたイエス様は、おばあさんの告白した罪を赦します。また、そこに来た男の子や、悪者の罪をイエス様は赦します。
お祖父さんも、そこに来て、おじいさんは、イエス様にこう言います。。。
「私は、このおばあさんのようによく深くもなく、いじわるでもないことを感謝していますぞ。この人ごろしのような者でないことを感謝したいますぞ。私は何ひとつつみをおかさず、正しく生きて来ましたでな。それでのう、あなたさまに重い荷物を負わせずにすみますのじゃ。」
イエスは、かなしそうにおじさんを見て言いました。「そうですか、おじいさん。しかし、せかい中にまったく正しい者は、ただのひとりもおりません。」
「え?正しい者はひとりもおらん?」
「そうです。ひとりもおりません。」
「じゃが、ここに私がおるじゃありませんか。したきりすずめのおじいいさんは、よくのない、やさしい人間だとむかしから言われておりますぞ。この私につみなどあるはずがないではありませんか。」
イエスは、おじいさんをだまって見つめ「そうでしょうかねえ。」と言いました。
「そうですとも!わしのことを悪く言った人はだれもありませんぞ。だれにもやさしく親切で、もうし分のない人だと言う人ばかりでしてな。わしはかみさまのようなだと言われるほどでしてな。」
「そうですか。では、後ろを見てごらんなさい。」

「えつ、あばあさんより、この私のほうがつみ深いですと!?そんな無茶な。」うしろにてんぐを見たおじいさんは「ヘえ!これは。。。」と叫びました。
「これがあなたの本当のすがたです。ごうまんのすがたです。私は、あなたの言葉を聞いてかなしく思います。自分にはつみがないと思っているほど大きなつみはないのですよ。これはかみさまの一番きらな、おもいおもいつみですよ。むしろ、おばあさんよりもつみが深いといえるでしょう。」
「いいえ、無茶ではありません。自分のつみがわからねば、くいあらためることができません。つみはそのまま残るのです。」
悔い改めたおじいさんたちの重い罪は、イエス様の背中にあった、大きな箱に入れられました。そして、イエス様は、遠い丘の上で十字架にかかりました。
ちい子とすずめたちは、説明しました。「私たちのつみのためです。本当は、せかいの人びとが自分のつみのためにじゅうじかにかかるはずでした。けれど、イエスさまが代わってじゅうじかにかかってくださったのです。」
悔い改めたおじいさんたちは、ちい子たちと一緒にクリスマスの本当の真実をお祝い歌います。
三浦綾子の「したきりすずめのクリスマス」は、 “イエス・キリストは、人間を罪から救うために死なれた” と言う聖書の最も大事なテーマを分かりやすく例えています。聖書・マタイ1:21 「マリヤは男の子を産みます。その名をイエス[救い主という意]とつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」この方を信じ仰ぎ、讃美の生涯を送りませんか?


三浦綾子原作「したきりすずめのクリスマス」¥1650