Saturday, November 20, 2010

「父の愛、神の愛」3


高瀬キリスト教会にて 2008/04/06

(写:右〜安藤まりさん

。。。続き

次に母のことですが、父の亡き後、母は13年間1人暮らしをしました。母は記憶の衰えを感じてきて、最後の3年間を私たちの横浜の家で一緒に暮らしました。

母と私は、共にかもい聖書教会の礼拝に通うことができました。昔から母と私は口喧嘩をすることは多かったのですが、そのようなことを通しても、母にとっても、私にとってもさらに自分の罪と弱さを徹底して知らされ、神さまにより頼むことの信仰の訓練の時となりました。

2人で共に毎朝み言葉を読み祈ることができました。母との葛藤の中にも、神さまが私たちと共にいて守ってくださいましたことをほんとうに感謝しています。

母もまた神さまを信頼し続けて、1カ月の入院を経て、私たち家族の見守る中、私の祈りのうちに、天の神さまの元に召されました。晩年の母との3年間の生活ではありましたが、それは確かに神さまからの大きなプレゼントでした。

私たちは、ほんとうに弱いもので、目先のことに翻弄されやすく、試練の苦しみの中にある時自分の力でなんとか解決しようと焦ったりして、神さまを見失いやすいものですが、私たちの神さまは、いつも私たちを決して見離さずに愛して養い育てていてくださっています。

「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」ローマ828

Ⅱコリント129,10「主は、『わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである。』と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。」

私の持ち物で、神さまから頂いていないものは、何1つないわけで、両親の残してくれたこの家も、神さまの御用に使っていただきたいとの長い祈りに、神さまがジャンカー宣教師家族を遣わしてくださり、今教会として、また英会話クラスを通して、神さまの救いのみ言葉がこの高瀬に少しづつ広がり始めていることを、ほんとうに喜んでいます。

高瀬の地に、愛なる神さまがこれからどのようなご計画をもっておられるのか、私たちは一歩一歩をみ言葉に導かれながら、救い主なるイエスさまから目を離さないで従いながら、天に続くその道を進ませていただきたいと願っています。

終わり