元NBAのバスケット選手マヌート・ボール(Manute Bol)は、6月19日、アメリカのバージニア州のシャーロッツビルで天に召されました。彼は、NBAでは、身長の高さ(231cm.)と数多いブロック(右写)で知られています。彼は、スーダン南部のデインカの酋長の息子で、NBA後、活動家になりました。10年間、NBAでプレーして得た財産をすべて戦争で引き裂かれている祖国スーダンの復旧のために使いました。「Ring True Foundation」というスーダン難民への援助団体を設立し、自分の財産(およそ350万ドル)は全てこの団体に注ぎ込みました。
彼の名前の「マヌート」は「恵み」と言う意味で、彼は、キリストの恵(Amazing Grace)を体験し、極めた恵の生涯を活きて来ました。ボールは、こう言いました。「神様は、私をアメリカに導き、良い仕事を下さった、しかし、神様は、[祖国とその苦しみに]振り向く心も下さった。」NBAでは『あがない』と言う言葉は、しばしば使われますが、多く場合、自分が自分の名誉を取り戻すことや、自分の復活を意味します。ウオ—ル・ストリート・ジャーナルでこう書いてあります。「しかし、あがない[キリストの十字架による救い]のキリスト者の理解は、常に自分を低くし謙ることに結びつく、とボールによって私たちは覚えさせられる。それは、苦しみ、また死にまでも結びつく。」NBAの自己利益の生涯と対照的です。最後に、ボールは、スーダンの活動で感染した病気によって天に召されたそうです。イエス・キリストの姿が彼に見ることが出来ます。