Tuesday, February 28, 2012

加賀乙彦


昨日、塩入温泉に行った時、家内の奈帆が四国新聞の『遠望』を読んでいました。小説家・精神科医加賀乙彦氏についての記事でした。

加賀夫婦が洗礼を受けたのは24年前、彼の58才のころでしたが、彼は、4日間にわたって、神父さんにいろんな質問を聞きました。例えば「科学というのは、神の神密をなんとか説き明かそうとする人間の勢力でしょうか?」

「人間の体には分からないことがまだまだある。一人一人が自分の中に、謎に満ちた美しい大宇宙を持っているんです。。。決して人間にはつくることができない。。。神がなさることなんです。」

東日本大震災に関して、彼は「神からの警告」である、と言いました。「僕はあれほどの大津波を起こす自然というものに、やはり神の力を感じる。自然の力は計り知れず、予測することもできない。。。」

私もそうですが、「頑張ろう!」と言うことばに対して、彼は”違和感を感”じました。「人間を超えた大きな力を持った存在がこの世にあることに対して、われわれは謙遜に祈らなければいけない。そこに希望が現れてくると思う。。。教会で同じ志の人たちとともに祈る。僕にとっては、それが一番の幸福なんです。」

「このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を大いに喜んでいます。」聖書・ローマ5:2

他参考:asahi.com