Saturday, February 4, 2012

新島襄と教育


新島は、聖書を知りたくて、日本がまだ鎖国の頃、密かに渡米しました。「福音が自由に教えられている国に行くこと」を決意したのです。その途中、香港で刀を売り、中国語の聖書を手に入れました。ボストンについて、ハーデーにあい、イエス・キリストとその十字架を信じ、教会で洗礼を受けました。彼は、アムハースト大学で学び、日本人初の学士の学位取得し、牧師を目指しました。

新島襄は、アメリカに来ていた岩倉使節団の方に、聖書がどれほど素晴しいか、説得しようとしました。彼は、こう思っていました。「人が神を信じるのを止めてしまったら、それ(聖書)は哲学でしかありえない。」また、「教育だけでは有徳な人間を作ることは足らず、理知哲学や道徳哲学も同じである。然し、これに反して、キリスト教は、人々を自由にし、強くし、有徳にする力がある。」1872年3月19日 ハーデーに送った書簡より

参考:聖書を読んだ侍たち

「主を畏れることは知恵の初め。無知な者は知恵をも諭し(さとし)をも侮る(あなどる)教訓を軽んじる>。」聖書・箴言1:7 *この聖句が元県知事前川忠夫氏の一番好きな聖句