Sunday, February 12, 2012

孤児


第二次世界大戦の最後の時期になって、日本軍は、ある長崎の近くの修道会の修道士たちをあそ山のあたりで収容し、とても苦労させました。戦争が終わって、修道士は、元の壊された修道院に戻りました。そこに、警察が孤児を連れて来たり、修道士自身も孤児を探しに行ったりしました。修道士らは『愛の弟子』として知られて来ました。修道士たちは、貧しい生活をしていたので、部屋、食べ物とお金の余裕はありませんでした。しかし、喜んで孤児を迎えました。修道士は、自分の個室を孤児にゆずって、修道士は、押し入に寝ました。自分個人の食べ物をも子供たちにあげました。

永井隆

東北の震災の孤児はどうなっているでしょうか?彼らは、親戚や施設に行ったのでしょうか?新しい家庭に入り、養子にされているのでしょうか? ここは?東京アンテオケ教会

『そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、子どもたちが連れて来られた。ところが、弟子たちは彼らをしかった。しかし、イエスは言われた。「子どもたちを許してやりなさい。邪魔をしないでわたしのところに来させなさい。天の御国はこのような者たちの国なのです。」そして、手を彼らの上に置いてから、そこを去って行かれた。』聖書・マタイ19:13−15

写:永井と、後に孤児となった子供。