Tuesday, March 8, 2011

「放蕩」する神



「放蕩」する神、

テイモシー・ケラーAmazon


人は認めないかもしれないが、私たちは、一人残らず、愛されていることを実感したいのです。人は、色んな方法で、その賞賛を得ようとします。例えば、男性は仕事を通して、女性は人間関係を通して、自分は”OK、”と体験したいのです。

しかし、時がたったら、その愛、”OK”や賞賛に限度があるのを感じます。その時に、真の愛を求めるように、聖書は教えています。その愛は、壊れることのない神の愛です。

タイトル”「放蕩」する神”の英語のタイトルは、”The Prodigal God”です。"Prodigal"は、prodigiousと言う言葉から来ています。英語のlavishのように使って、「惜しまない」と言う意味で使っています。

本を読むと、神は、愛、恵と赦を惜しまなく振る舞う神であることが分かります。聖書・ルカ15章からケラー牧師は神の真実な愛を説きます。

読者は、この本を通して、聖書の記してある神を知り始めることが出来ます。また、特に、6章”Our Longing for Home"(私たちが切望する古里)は、日本人にぴったりだと思います。なぜなら、恵み深い神は、私たちが皆が求めている真の古里だ、ということを説明します。

私自身は、英語でこの本を3回ぐらい読んでいます。この”放蕩する神”に関するケラー牧師のメッセージをインタネットを通して5回以上聞いているでしょう。あなたもぜひ読んでください。

「父に背を向け、身を持ち崩した放蕩息子(Prodigal Son)と、父のもとにとどまりながらも、弟の帰還に眉をひそめる兄のあり方を描き、浪費家の神(Prodigal God)の姿と無尽蔵の恵みの世界を浮き彫りにする。」出版社いのちのことば社