「神の言葉(聖書)の次に、世界の最も優れた宝は、音楽という偉大な芸術である。」マーテン・ルター
"Next to the Word of God, the noble art of music is the greatest treasure in the world." Martin Luther
「マルテン・ルターは、神学に関係することだけで私たちの歴史に貢献したのではない。中世の貴族中心の音楽を一般民衆のもんおとした人でもある。ルターの心がけたことの第一は、音楽の簡素化であった。誰でも、自由に歌える歌をルターは作詞し、作曲したのだった。彼は、昔からあるカトリックの聖歌、ドイツの古い宗教家、その他の歌を収集、研究して、それらを大衆が歌える歌として簡素化した。作家のゲオルギウらは、1965年に書いた『ルターの青年時代』の中で『近代音楽は中世につくられ、ルターがその創始者の一人である。。。』と書いてある。ルターは万を超える曲を作曲した。ルターの音楽の活動はやがて同じアイゼンナハ市民であるヨハン・セバスチャン・バッハ(1685−1750)によって引き継がれ、近代音楽は大地に根を降ろした。ルターが亡くなってわずか100年たったとき、コーラル(会衆のための賛美歌)のメロでイーは多くの音楽家たちによって作詞、作曲され、数十万にもなった。ルターが近代音楽の創始者であることを今日でも多くの人は知らない。音楽は信仰あつき人々を教えて、神が人間に与えられた、素晴らしい贈りものである。」玉木功
聖書の中心は、詩編(下)という『歌』です。教会で讃美を歌うのは、ただ雰囲気を作るよりも、主イエス・キリストの尊い十字架の恵みを讃えるために歌うのです。讃美は、キリスト者に欠かせないものです。
聖書・詩篇 113
ハレルヤ。
主のしもべたちよ。ほめたたえよ。主の御名をほめたたえよ。
今よりとこしえまで、主の御名はほめられよ。
日の上る所から沈む所まで、主の御名がほめたたえられるように。
主はすべての国々の上に高くいまし、その栄光は天の上にある。
だれが、われらの神、主のようであろうか。主は高い御位に座し、
身を低くして天と地をご覧になる。
主は、弱い者をちりから起こし、貧しい人をあくたから引き上げ、
彼らを、君主たちとともに、御民の君主たちとともに、王座に着かせられる。
主は子を産まない女を、子をもって喜ぶ母として家に住まわせる。
ハレルヤ。