Friday, April 9, 2010

日野原重明


日野原重明・99歳。著書「生き方上手」他。現役医師。聖路加病院・名誉院長。聖路加病院は、地下鉄サリン事件時、多くの患者を無制限に受け入れたことで有名。

私は59歳の時、1970年の「日航機・よど号ハイジャック事件」に遭遇したんです。私たち人質が解放され、空港の土を踏んだ時の感覚を、私は生涯忘れないでしょう。それまでは有名な医者になり、いろいろな仕事をやることが目標でしたが、こうして助けられたんだから、これからは自分中心でない、人のためになる生き方をしたいと思いました。心に希望を持って生き、希望の少ない人に少しでも希望の灯をともすことができればと思います。    

日野原さんの好きな聖書のことば「いつまでも残るのは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。」 聖書・第一コリント人への手紙13:13