Friday, April 2, 2010

森永太一郎


有名な森永製菓の創立者、森永太一郎氏は聖書を読んだ時、救われるためには自分の罪を悔い改め、イエス・キリストを信じなければならない、と教えてあるところにぶつかりました。

初めのうちは「自分はべつに、そんなひどい罪人ではない」と怒っていました。しかし、さらに聖書を読み続けるうちに、ある日、心の目が開かれました。主イエスが自分の酷い罪を全部背負って、十字架にかかって死んで下さったということがわかり、心から主イエス・キリストを信じました。

クリスチャンになる前、彼は多額の借金を背負っていましたが、その時、神様の栄光のために、借金を全部支払ってしまう決心をしました。そのため6年間、一心不乱に働き続けました。

また彼はお菓子屋になる勉強をし、ついにおいしいパンやケーキ、キャンデーの製造を始め、それを東京で売り始めました。そして、希望を失わず、祈りながらがんばり続けました。

後日彼は、、買い入れた一台の自動車の横に、「キリスト・イエスは罪人を救うためにこの世に来て下さった」という聖書のみことばを書き入れ、商売に精を出すかたわら、人々に救い主イエスさまのお話をしました。

彼の商売は「キャラメル王」といわれほどにどんどん繁盛しました。しかし彼にとって一番の宝物は終生かわらず、彼に救いと幸せをもたらした聖書でした。

小冊子「人類の最大の宝」より