Monday, May 23, 2011

瓦礫の中にそびえ立つ十字架


私が、香川県の教会と共に宮城県にボランテアとして行った時、印象深い話を愛知県の教会のボランテアから聞きました。「瓦礫の中にそびえ立つ十字架」の話でした。大津波の後、気仙沼第一聖書バプテスト教会の残っていたものは土台だけでした。ボラテアがそこを片付けて、十字架を建てたのです。Asahi.comを参考に。asahi.com(朝日新聞社):がれきの中、流木の十字架 気仙沼の牧師ら、教会跡地に - 東日本大震災 

十字架のもとで気仙沼や日本のために歌って祈ったブラジル人や日本人の讃美をYoutubeで聞いて下さい。YouTube また、牧師の涙を見て言葉をYoutubeで聞いて下さい。YouTube

「被災者の必要はまだまだ膨大です。目に見える必要もあれば、目に見えない心のケアも必要です。何よりもこの望みえない時にこそ、希望が必要です。。。。私どもは確信して言います。様々なものは時代によって変化し移り変わっていきますが、今までもそしてこれからも変らないイエス・キリストの愛こそが、決して失われることのない希望であることを。

今回の被災者支援で避難所や地域を回ったり、特に地域の教会を通して支援の手を差し伸べる中で、『ああ、あそこに教会があってよかった』と近所の方々が語って下さいます。諸教会が手を取り合って協力して、物心両面の必要に答えています。『キリストさん、ありがとう』と町の方が、言って下さいました。今、教会と地域のリーダーやそこにいる方々が結びあわされ、その地域が震災前よりももっと素晴らしい場所に変わっていっていることを確信します。」飢餓対策Newsより

「被災者の必要はまだまだ膨大です。」テレビのニュース番組が続けて東北の必要を報道しています。感謝しています。 義援金など(日本国際飢餓対策機構)を忘れないで下さい。しかし、それと同時に、今から心のケアが一番大きな必要だと私は思うのです。ただ、被災地に行って、寄り添って、彼らの話を聞いて下さい。

希望の十字架が瓦礫の中からそびえ立っています。気仙沼のために、日本のために。父は、良く、十字架の後は復活だよ、と言いました。私も、日本のためにそう祈ります。