東北の奉仕の二日目は、ちょうど津波の一ヶ月後でした。忘れないで下さい。1万人以上の尊い命が津波によって取り去られました。
津波で破壊された石巻市の部分に来た時、涙がでて、「あー、主よ」と泣くしか出来ませんでした。
炊き出しをした向かいは車の田んぼでした。
自衛隊が物資を配っていました。150人以上のかたが並んでいたでしょうか。
焼き鳥をつくっている方は、焼き鳥によって生計を建てている牧師です。彼の愛称は、熊ちゃんです。焼き鳥弁当、スープ、クッキーとコヒーを配りました。ほとんどの方は、日野原先生や星野富弘の聖書の話しのパンフレットも持って行きました。
この四人家族の皆が津波から救われました。二才のボーヤはソウタ君です。彼が私につぶやいていたのは「ない」、多分津波の後にはおもちゃなど何も残っていないことを言っていたのでしょう。