悪魔は実に巧みです。聖書という本を地上からなくすることは無理だと分かると、今度はその内容破壊に取りかかりました。聖書を神の言葉から人間の言葉に格下げしようとしています。それに惑わされてはなりません。聖書・2テモテ4:2-4、「みことばを宣べ伝えなさい。・・・人々が健全な教えに耳を貸そうとせず・・・真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になる」とパウロは警告しています。この「空想話」あるいは「作り話」と訳されている言葉は、ギリシャ語でmythosと言い、英語のmyth「神話」の元になる言葉です。聖書を「神話」にしてしまっている。そんな「作り話」のために、多くの信仰の先輩たちは命を賭けてきたのでしょうか。そうではありません。神のことばだから、命を懸けても惜しくない本だから、彼らは命を賭けたのです。私たちはあくまで聖書は「神の言葉」であるという立場に固くたっていかなければなりません。
終