Tuesday, August 10, 2010

外国人医師ら10人殺害


8月7日、Yomiuri Onlineによると、「アフガニスタンで活動するキリスト教系民間活動団体(NGO)『国際援助支援団』は7日、北東部バダクシャン州で医療事業を行っていた外国人医師ら11人が襲撃された。米国人6人、英国人が1人、ドイツ人1人、アフガン人通訳2人としている。国際援助支援団によると、一行は現地で眼科治療を実施し、首都カブールに戻る途中で襲われた。

タリバンの報道官は7日、被害者たちは「米国のスパイであり、キリスト教の布教を行っていた」と話して犯行を認めた。しかし、アメリカ大使館のカール・アイケンベーリー大使は、医師達は、スパイや、布教活動を行っていない、とタリバンの宣言を否定しました。「逆に彼らは、自分のことを思わないボラテア(selfless volunteers)で、とても難しい所で、無料の医療活動を献身的に捧げた医師だった、」と言いました。インターネットでは、この団体は、1960年代から教育と医療をアフガニスタンで行って来て、住民に信頼され、住民は、この事件で心が動揺している(shocked)、とありました。

カブールにいる支援団のリーダー、ダーク・フランズは、こう語りました。「私たちは、キリスト教の団体で、それを隠していません。キリスト教は、ここで働く信仰を下さいます。」彼らは、危険を充分覚悟して医療活動をしていた、と医師達の知り合いは言いました。また、地元報道によると、住民は一行に「治安の悪い場所だから行かない方がいい」と警告していた、」そうです。

主イエス・キリストの十字架の極めた愛を体験した者は、この言葉に従いたいのです。『それから、イエスは群衆を弟子たちといっしょに呼び寄せて、彼らに言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。」』聖書・マルコ 8:34  この医師達は、”自爆テロ”のように、他の人の命を取る為に自分のいのちを捧げたのではなく、救い主イエス・キリストのように、人の命を救うために、自分のいのちを捧げたのです。

この団体は、アフガニスタンから立ち去るつもりはいっさいない、と言っています。団体のホームページによると、彼らの理念は、「神様に頼る」(dependency on God)をはじめ、「全ての人に対する愛」(love for all)を含めています。