「バブル崩壊後、激動の金融再編の動きの渦中で、私を支えてくれたのは、母親から受け継いだキリスト教信仰でした。私は就寝前には必ず聖書を読みますが、聖書は、その時々で訴えかけてくるものが違います。また祈る時には、最後は自分の思い通りではなく神さまの御心のままにしてくださいとお祈りします。キリストがゲッセマネで最後に父なる神様に祈られたように。すべてのことは神の御手の中にあるからです。好きな言葉は「人事を尽くして天命に委ねる」です。」橋本 徹 <元富士銀行会長、ドイツ証券株式会社社長>