日野原重明医師は、59才のころ”日航機・よど号ハイジャック事件”に遭遇したのです。人質として解放され、土を踏んだ時「ああ、地球に帰ったな」と実感したのです。こう語りました。『こうして助けられたんだから、これからは自分中心でない、人のためになる生き方をしたいと思う。』日野原師が小学生の時に暗記した聖書の言葉は「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です」1コリント13:13。その箇所の後に使徒パウロは、イエス・キリストの愛を記しました。聖書・1コリント15:3&4「私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたことです。」私たちは、イエス・キリストの十字架を通して、創り主の犠牲的な愛を受け喜びとし、その恵と愛の管となるのです。
日野原重明医師は、90歳過ぎても現役医師として活躍される聖路加国際病院理事長です。’生きかた上手’は、彼のベストセラーです。「医者は聞き上手に、患者は話し上手になろう。」生きるためのヒントがたくさんあります。