2006年10月27日のワールドシリーズ対デトロイトタイガーズ戦で8番レフトで先発出場し、7回からライトに移り、勝利を収めました。ライトの守備についていた田口は、世界一が決まった瞬間フィールドに立っていた初の日本人となりまた。
日本では通算67本のホームランを記録しており、このうち満塁ホームランは6本あり、11.1本に1本の割合は通算満塁ホームランが6本以上の選手の中では歴代1位であります。メジャー移籍後は通算得点圏打率.337、通算ホームラン率.500と、打数は少ないながらチャンス面で高打率を残しています。
日本では、ベストナイン(1回)、ゴールデングラブ賞(5回)、オールスターゲーム(4回)と言う記録を残しています。アメリカ大リーグでは年間等点圏打率1位の .407(2005年)で、Heart & Hustle Award (ハート&ハッスル賞、’07年)を受けました。
アメリカに移って1年半が過ぎた2003年の秋にイエス・キリストを信じ、クリスチャンになりました。田口はこう語りました。「自分の心に響きました。理解でき、実感することができました。これが本物だってわかったんです・・・妻との関係や、人生が困難に陥った時に助けてくれるのはイエス・キリストだと、今では思ってます。」
カージナルスにはアルバート・プホルス「現代のベーブルース」とも言われている選手がいます。今年は、8年連続オールスターになりそうです。プホルスについては、田口はこう語っています。「プホルスはとても優しくしてくれますね。彼は、言語を理解できないつらさをわかってくれるし、信仰の手本となるクリスチャンでもある。みんなとても親切にしてくれますね。」