永井隆は、子どものお母さんや自分の死の後*、子どもは、孤独を体験し、泣くと子どもに言いました。神の前で泣くように勧めました。泣くことは良い事であると、教えました。永井が体験したイエス・キリストの言葉を引用しました。「悲しむ者は幸いです。その人は慰められます。」(聖書・マタイ5:4)悲しんだら、イエス様が涙を拭い去って下さる、と教えました。
イエス・キリストは、十字架の苦しみにおいて、永井の子どもたちのために、代わりとなって、涙を流し、悲しまれたのです。ですから、幸いであり、慰められるのです。
*永井の奥さんの緑さんは、長崎の原爆によってすぐ死にましたが、永井自身は、原爆の6年後死にました。