映画監督テレンス・マリックは、MIT(マサチューセッツ工科大学)で哲学を教えたり、40年に渡り六つの映画を制作した。彼の映画は名作として知られている。映画には、ション・ペン、ブラッド・ピットなどが出演。
映画は、聖書・ヨブ記の言葉からはじまる。『私が地の基を定めた時、あなたはどこにいたのか?。。。』オーブライアン家の格闘と自然界の紀元を鋭く美しく描く。瞑想と礼拝に導かれる、と言われている。自然によって活きるか、恵によって活きるか、私たちが問われる。
『フランス南部のカンヌで開かれていた第64回カンヌ国際映画祭は5月22日夜、コンペティション部門の最高賞「パルムドール」に米国のテレンス・マリック監督の「ツリー・オブ・ライフ」を選んで閉幕した。。。。。「ツリー・オブ・ライフ」は1950年代の米テキサス州を舞台に、厳格な父親と寛容な母親というごく普通の家庭生活を描きながら、21世紀の米国への問いを投げかけたもの。主演の父親役を俳優のブラッド・ピットが好演している。寡作で知られるマリック監督の久しぶりの野心作として上映前から注目されていた。』産経ニュース