Monday, December 12, 2011

「子どものような」


16世紀、キリスト者であった大名高山右近は、個人のチャペルとして茶室を作った。彼は、祈りの準備のために茶道をした。国の事柄を忘れ、彼の心は静まって、「子どものような
*」心になった。それで、聖書の福音を黙想した。

『イエスにさわっていただこうとして、人々がその幼子たちを、みもとに連れて来た。ところが、弟子たちがそれを見てしかった。しかしイエスは、幼子たちを呼び寄せて、こう言われた。「子どもたちをわたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者*たちのものです。まことに、あなたがたに告げます。子どものよう*に神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに、はいることはできません。」』聖書・ルカ18:15ー17

*「子どものような」心は、謙って、素直に頼る心。